美容師が教える!ツヤツヤの髪になる方法5選!

はじめに

突然ですが、何気なく鏡を見ていて、ふと「私の髪の毛ってこんなパサパサだったかな」と思ったことはありませんか?

毎日触れていて、毎日見ているとなかなか変化に気が付くことができませんが、「あれ?」と思ったときこそキレイになるチャンスでもあります。見た目の変化からガッカリもしてしまいますが、髪はきちんとケアをすると、ちゃんとそれに答えてくれます

どんな人でもツヤのあるキレイな髪になることができます。まずは、あなたの髪に何が必要なのかを見極めることからはじめましょう

そもそも「ツヤ」とは?

髪の表面のキューティクルが滑らかに整っていると、光を反射してツヤとして見えます。

キューティクルは髪の表面のうろこ状になっている表面部分のことです。髪の内部を守り、水分や栄養素が外に出てしまわないように表面を覆っています。

だいたい6〜8枚が重なり合ってピタリと閉じているのですが、ダメージしていくと合わさっていたキューティクルが浮いてきます。これによって手触りがゴワゴワ、ザラザラになり、表面も整って見えないのでツヤがなくなってしまうのです。

ツヤのある髪をキープするためには、キューティクルがピタリと閉じた状態でないといけません。では、傷んでいない髪は無条件にツヤがあるのかというと、そうでもありません。

クセのある髪だと、もともとはツヤのある髪だとしても光りが乱反射してしまって、「ツヤがあるように見えない」のです。「くせ毛って損じゃない!」と思えてしまいますが、これも事実です。

髪が作られる地肌にも栄養が行き届いていることも重要なんです!

さらに、加齢によってもツヤは失われてしまいます。みなさん知っている通り、髪は毛穴で作られます。ですがその毛穴が加齢とともに老化してしまい、いままでのように働かなくなります。地肌も乾燥してつっぱってしまうので血流も悪くなり、栄養が行き届かなくなります。

それによって、いままでのような髪を作れなくなってしまいます。キューティクルの枚数が1〜2枚減ってしまい、厚さも薄くなってしまいます。また、脂質が減って髪が乾燥しやすくなり、キューティクルが浮きやすくなります。

加齢によって肌だけでなく、髪も見た目が変わってしまうのです。どんな人もみんな平等に歳を重ねていくのですが、加齢は遅らせることがでるのなら、うんと遅らせたいですよね!

ツヤのある髪は、清潔感があるだけでなく、若くイキイキとして見えます。さらにしなやかさや女性らしさも感じるので、どの人からも「ツヤ髪をになりたい!」と人気なのです。

絶対NG!ツヤを失う4大原因!

ツヤのある髪になるためには、まずはNG習慣について勉強しましょう。どれか当てはまってしまう人は、いくら他の方法でツヤのためにケアをしても、あまり効果が出ないこともあります。

すぐにトリートメントを買ったり美容室へ行くのももちろん良いのですが、まず始めの第一歩として、NG習慣のない生活を心がけてくださいね。

NG習慣1 濡れたまま寝る

乾いている時よりも、濡れている時の方が髪の毛は傷つきやすいのです。必ず乾かしてから眠りましょうね。

忙しい現代社会では、仕事も家事も息つく暇なくいつもバタバタですよね。お風呂でゆっくりシャンプーとトリートメントをするという人は少ないと思います。

ましてや、ゆっくり髪をドライするというのも時間にゆとりのあるときだけで、普段はササっと乾かして終わりのはずです。ですが、ぬれたまま寝てしまうのはキューティクルをダメージさせる原因につながってしまうので要注意です。

ぬれた状態の髪はキューティクルが開いているので、髪の内部の水分や栄養素が外に出やすくなってしまいます。さらに、寝グセがつきやすくよりパサパサに見えてしまいます。

お風呂から出たすぐ後でなくてもいいので、ツヤのある髪のためにまずは髪をしっかり毛先まで乾かしてから寝るという習慣に変えましょう。

どうしてもドライヤーの時間を短縮したい人は、あらかじめタオルドライをしっかりしておくと、あっという間に乾かすことができます。

NG習慣2 ケアをしないのにヘアアイロンをよく使う

とても高温になるヘアアイロンの使い過ぎにもご注意を!トリートメントで事前に保護しましょう。

ヘアケアには無頓着だけど、スタイリングはきちんとするおしゃれさんに多いです。ヘアアイロンは160°や180°など、とても高温になります。ゆで卵だって100°でできてしまうのですから、何もケアをしないと髪のタンパク質がカチカチに固まってダメージしてしまうのも納得ですよね。

コテやヘアカーラー、ストレートアイロンなどを使うのでしたら、お風呂で使うシャンプーやトリートメントもそろえておくのが理想的ですが、せめて流さないタイプのトリートメントで髪の表面のキューティクルが傷んで溶けたりしないように保護するようにしましょう。

NG習慣3 スタイリング剤の使用方法が間違っている

ヘアスタイリング剤は、ヘアアイロンの後に使う事!前に使ってはいけません。

実は、意外と多いのがスタイリング剤の使用方法ミスです。美容室でスタイリング剤を買っている人はあらかじめ美容師が使用方法を説明するのでそこまで間違った使い方の人はいません。

気をつけてほしいのは、市販のスタイリング剤を買った人で、自分で勝手に判断して使っているケースです。

巻き髪がよくもつという噂を信じて仕上げのハードスプレーを巻く前に使っていませんか?カールがもつような気がするのは、スプレーの成分がヘアアイロンの熱によって化学変化してしまって、髪にこってりこびりついているからです。

カールがキープできているのではなく、スプレーが化学変化をして固まっているだけで髪をとても傷ませてしまうので、絶対NGです。ワックスやスプレーなどの仕上げに使うスタイリング剤は、必ずヘアアイロンを使用した後に使ってください!

NG習慣4 セルフカラーのしすぎ

実は、市販のヘアカラー剤は美容室で使う成分よりも強いものが多いのです。使い過ぎは禁物!

薬局やコンビニエンスストアなどで売られている市販のカラー剤は、不器用な人や髪の染まりにくい人でもある程度同じように染めることができるように、薬の成分が強いことがほとんどです。

美容室へ予約の電話を入れたり、2〜3時間滞在する時間を考えると、好きな時に好きな場所だけ染めることのできる市販のカラー剤はとても便利に思えますよね。

ですが簡単に使える分、毛先も根元も関係なくカラー剤がついてしまったり、染めなくてもいい場所にカラー剤がついて傷んでしまうことがあります。また、美容室のように毛先のダメージの配慮ができず、専用の前処理のトリートメントもできないのでムラやパサつきも出てしまいます。

このように、市販のカラー剤で染めすぎてしまうと、髪のダメージが進みツヤを失いやすくなるのです。

どうしても市販のカラー剤を使ってヘアカラーをしたい場合は、根元の伸びたプリンのみ部分的に染めて、毛先まで染めたいときはなるべく美容室でプロの手によって染めてもらいましょう

どれか当てはまることはありましたか?ひとつでも当てはまる人は、今日からできる範囲でNG習慣をやめられるようにがんばりましょう!

美容室でツヤ髪になる方法

では次に、ツヤのある髪になるために美容室ではどんな種類のケア方法があるのかチェックしていきましょう。

かかる時間や予約方法など、美容室によっても異なるためにあらかじめ美容室へ確認してくださいね。また、「ツヤのある髪になりたい」と思っていることも担当の美容師に伝えてください。

あなたの髪にはどのメニューをするのがオススメなのかを教えてもらえます。たとえ些細なことであっても、何か要望がある場合は美容師と気持ちを共有しておくことが、上手な美容室の使い方です!

美容室でツヤ髪になる方法1 システムトリートメント

美容室では、単に見た目を追うのではなく、髪のダメージケアから始め丁寧に仕上げていきます。

ほとんどの人がパッと思いつくのはやはりトリートメントのメニューだと思います。美容室でのトリートメントは、簡単にできるタイプから、ホットミストや冷却スプレーなどを使って徹底的に補修するタイプなど、さまざまなレベルがあります。

普段自宅ではできないようなしっかりとした補修タイプのトリートメントは、ツヤ髪になりたい人にはオススメです。分子量の細かい順にタンパク質やコラーゲン、ヒアルロン酸などを重ねていき、最後には擬似キューティクルで髪の表面にフタをするようにして、トリートメントがすぐ取れてしまわないようにカバーします。

髪によっては、そこまでの補修コースでなくても、水分補給のタイプで良い場合もあり、人それぞれに違うので、どのレベルのトリートメントをすると良いのか美容師に確認してください!

美容室でツヤ髪になる方法2 ストレートパーマ、縮毛矯正パーマをかける

先ほども話をした通り、クセ毛はストレートの髪に比べると、どれだけツヤのある髪だとしてもクセの髪の断面で光を乱反射してしまうので、ツヤがないように見えやすい髪質です。

またクセのある人は「うまくスタイリングをすることができない」と思う人が多く、ストレートパーマや縮毛矯正パーマをかける人が多いです。

よりしっかりとサラサラのストレートヘアにしたいときは、縮毛矯正パーマがオススメです。1剤と2剤の間に、ストレートアイロンで髪をまっすぐにのばす熱処理を加えるので、髪がしっかりとストレートの状態を形状記憶するので、もちがとても良いです。

以前かけた美容室でのカールのパーマや、ボリュームダウンくらいでしたら普通のストレートパーマでも大丈夫なのですが、クセそのものをストレートにしたい場合は縮毛矯正パーマでないとまっすぐのストレートヘアになりにくいので気をつけてください。

美容室でツヤ髪になる方法3 定期的にヘアカットをする

当たり前なようですが、ヘアカットというのは、髪の毛先の枝毛を切り落とす技術でもあります。髪の束を見てもわかるように、傷んだ毛先はまっすぐにならず、ピョコピョコとあちこち向いていますよね。

この毛先が手触りの悪い原因です。なので、このピョコピョコ飛び出たダメージ部分の毛先のみ、プロ用のハサミでカットして取り除いていきます。この技術は、毛先の長さを変えないのに枝毛のみカットで取り除けるので髪を伸ばしている人にとても人気があります。

髪に少しでも薬を使いたくない人や、そこまでダメージしていない髪質の人ならカットでもしっかりツヤを出すことはできます。

美容室でツヤ髪になる方法4 髪質改善カラーをする 白髪染めをグレーカラー2.0に変える

よりワンランク上の艶を求めるなら、髪質改善カラーがおすすめです。

従来の一般的なトリートメントシステムは、髪の主成分であるケラチンタンパク質を中心に分子量を調整しながら、毛髪内のトリートメント効果を求め、毛髪表面は様々なコーティング処理を行うものがほとんどでした。

一番不足し必要とされている水分補充力が低い・・・△
毛髪内部でのトリートメント成分の補充定着力が弱い・・・△

その結果、理想的な効果を得ることができませんでした。

当店の髪質改善トリートメントは・・・

「完熟覚醒ミネラル液(QCP)+熱エネルギー」の相乗効果により、必要とされる成分(水分・タンパク質・脂質)を毛髪深部までしっかり浸透させ、高い共有結合力(※注)により補充定着させることを可能にしました。

一番不足し必要とされている水分補充力が高い・・・◎
毛髪内部でのトリートメント成分の補充定着力が高い・・・◎

その結果、今まで感じたことのない、潤い・しなやかさ・ツヤを実感頂くことができます。
また、施術回数並びにホームケアを重ねることで、毛髪内での補充定着が促進され、本来あるべき健康な毛髪へと髪質改善されていきます。

グレーカラー2.0は・・・

従来の白髪染めよりもそもそものダメージを少なく白髪を染めているので、素材の持つ水分、油分、艶が損なわれていない状態です。

詳しくはこちらをご覧ください

グレーカラー2.0で染め続けた髪は、素材の良さが生かされた状態なので、通常の白髪染めを繰り返した、真っ黒で艶がなく硬くなった髪よりも、髪質改善トリートメントの効果がより引き出されます。

美容室でツヤ髪になる方法5 ヘッドスパをする

写真は京都の美容室giftのヘッドスパの様子

ヘッドスパといえば、地肌のもみほぐしや、毛穴に詰まった汚れを落とすというイメージが強いと思いますが、じつはそれだけではなく、髪にツヤを与えます。

なぜかというと、美容室で使う上質なシャンプーやトリートメントがヘッドスパをしている間に地肌だけでなく、外側から髪の内部へしっかり栄養素を届けるからです

また、クレンジングなどの特殊なクリームやオイルを使うことで、普段落としきれていない毛先についたままのワックスやスプレーなどのスタイリング剤がキレイに落ちるので、髪本来のツヤに戻すことができるからです

ヘッドスパは、「頭皮のもみほぐしでリラックスしながら髪にツヤも出る!」と女性の間でとても人気のメニューです。美容室によってはヘッドスパとトリートメントの合わさったスペシャルメニューもあるので、もみほぐし施術が好きな人はぜひ試してみてください。

シャンプー台で寝てる間にヘッドスパもトリートメントもできて、毛穴もスッキリ、髪もツヤが出るなんて最高の贅沢ですよね!

 

白髪ってどうして生えるの?原因と小木曽的対策法

ある日突然、気になりだした白髪の悩み。

いわゆる若白髪と言われる、20代で生え始める人もいれば、

30代半ばで生え始め、「私もそんな歳かあ。」なんて、思われる方も多いのではないでしょうか。

 

ではそもそも、「何で白髪って生えるの?」

この誰もが感じる疑問に、出来るだけ分かりやすく解説していきたいと思います

①髪の生える仕組みと白髪になる仕組み

髪は髪の根元にある毛母細胞という部分で作られています。そして、いわゆる普通の黒い髪は、「色素細胞(メラノサイト)」が作り出すメラニン色素が髪の内部に取り込まれることにより、黒い髪となって生えてきます。

なので、白髪はこのメラノサイトによる着色がされずに生えてきてしまった髪の毛なのです。

ですので、メラノサイトがうまく働かないと白髪になってしまうわけです

②白髪になる原因【その1 栄養不足】

原因の一つとして、栄養不足が考えられます。

メラノサイトの働きを正常にするためのはいくつかの栄養素が必要です。

 

☆タンパク質

髪の毛の主成分90%以上はタンパク質の一種である「ケラチン」と呼ばれるものです。

そのケラチンは18種類のアミノ酸から作られており、その中でも特に「L-リジン」と「チロシン」と呼ばれるものが重要です。

L-リジンは「オルニチン」と一緒に摂取することで、髪の育成を促す働きがあり、肉類、卵、大豆などに多く含まれています。

チロシンは、メラニン色素の原料となるものの一つで、チーズや大豆に多く含まれています。

 

☆ミネラル

ミネラルの中でも髪の成長に特に重要なのは、「アルギン酸」、「亜鉛」です。

アルギン酸は、海藻のヌメリを作り出している成分で、髪の保護をしたり、頭皮の乾燥を防ぐ役割があり、

海藻類に多く含まれています。

亜鉛は、髪の成長に必要なタンパク質の吸収を高める働きがあり、魚介類やナッツなどに多く含まれています。

 

☆ビタミン

多くの種類があるビタミンの中でも、特に重要なのが、「ビタミンC」と「パントテン酸」です。

ビタミンCは、肌や髪の毛を作るために必要なコラーゲンの生成に欠かせません。

つまり潤いのある健康な肌や髪を作るのに欠かせない存在です。

これは、いちごや柑橘類に多く含まれていますね。

パントテン酸は、身体を作るあらゆる細胞やホルモンの合成を助ける働きがあり、

レバーや納豆に含まれています。

 

以上のタンパク質、ミネラル、ビタミンが不足することが、白髪になる原因として考えられるのです。

 

③白髪の原因【その2 遺伝】

両親どちらかが若い人時から白髪が多ければ、遺伝的影響が関係してきます。

ただし、重要なこととして、遺伝するのは「白髪が生える」という遺伝子ではなく、「白髪が生えやすくなる」という遺伝子です。

つまり、メラニン色素が生成されにくい遺伝子だったり、成長ホルモンの分泌量が少ない遺伝子などが遺伝することが研究により証明されています。

しかし、諦める必要なありません。

後述する、白髪を生えにくくする対策を講じていれば、白髪が生えるまでの時間を遅らせることは出来ます。

 

④白髪の原因【その3 精神的ストレス】

ストレスによっても白髪が増えると言われています。

ストレスによる影響は2つあります。

1つ目は、ストレスにより、血管が収縮し、血行不良になりやすいということです。

血行不良になると、髪の成長、白髪の抑制に必要な栄養素が毛母細胞まで届きにくくなります。

有効な対策としては、頭皮マッサージやヘッドスパが効果的です。

 

2つ目は、ストレスにより、交感神経が優位になり、皮脂の分泌が活発になります。

その皮脂が空気に触れ、徐々に酸化して過酸化脂質になります。

この過酸化脂質が頭皮の雑菌と混ざると、それが刺激となり、フケやかゆみを誘発したり、ドロドロの過酸化脂質が毛穴に詰まると、抜け毛や細毛、うねり毛の増える原因となります。

また、過酸化脂質が雑菌を増殖させると、加齢臭の原因となる「ノネナール」という物質を発生させることにもなります。

そして、この過酸化脂質が頭皮に増えると、メラニン色素を作り出すメラノサイトの働きが抑制され、白髪が生える原因となりうるのです。

なので、この過酸化脂質は、頭皮にとって大敵であり、これを除去するには炭酸シャンプーなどを使ったスカルプクレンジングが有効な方法です。

 

⑤白髪の原因【その4 加齢】

ほとんどの人が、加齢によって、白髪が増えてきますが、それはシンプルにメラノサイトの働きが悪くなるからです。

メラノサイトの働きが悪くなり、メラニン色素の生成が鈍くなって白髪が多くなっていきます。

髪の毛はヘアサイクルに基づき、4~6年で抜け落ちますが、抜け落ちる際にメラノサイトも同時に失われます。

若い時は、次の髪が生えてくる際にメラノサイトも再生しますが、加齢と共に再生しないケースが増えてくるのです。

 

⑥白髪の原因【その5 紫外線】

頭皮が紫外線により、刺激を受けることで、活性酸素が生成されます。

これが多く生成されると体が酸化していき、体内の細胞や遺伝子が正常に働きにくくなります。

それにより、毛母細胞の働きが悪くなり白髪の原因となることもあるのです。

 

⑦白髪の原因【その6 睡眠不足】

睡眠中には、「メラトニン」というホルモンが分泌されます。

これには体内の活性酸素を除去する働きがあります。

たっぷりと睡眠をとることは、体内の細胞の働きを正常化し、それにより白髪の生成を抑制することにもつながるのです。

 

上記の、栄養不足、遺伝、精神的ストレス、加齢、紫外線、睡眠不足

これらが原因で白髪はどんどん増えていくのです。

 

では具体的にどのような対策が取れるのか?

僕個人が考える原因の順位としては

①遺伝

②加齢

③栄養不足

④精神的ストレス

⑤睡眠不足

⑥紫外線

これはあくまで、 僕個人の見解です。

 

遺伝、加齢に関してはどうにも抗いようがありません。

親をうらんでもしようがないし、年を取るのを止めることは出来ません。

なので、具体的に対策が取れるのは、それ以外の原因に対してです。

 

以下のような生活をこころがけましょう!

 

・バランスの良い食事を摂る(タンパク質、魚介類、海藻類、ビタミン)

・睡眠をしっかり取る(最低6時間以上)

・アウトドア活動をするときは帽子をかぶって頭皮を守る。

・仕事はそこそこにして、ストレスをためない(笑)

 

こうやって書くと、結構普通のことですね。

いわゆる、無理をせず、規則正しい健康的な生活を送るということが大切です。

僕の担当しているお客様でも、やはり仕事が多忙すぎたり、プライベートや家庭環境でお悩みの方は、ものすごいスピードで白髪が増えているように感じます。

ま、なかなかそんな簡単には行かないのが人生ですが・・・

 

さて、白髪の原因について、僕の知っていることを書いてきましたが、

なんとなくご理解いただけましたでしょうか?

とにかく、出来るだけ予防できることは予防することですね。

そして、それでもやはり100%防ぐことは出来ません。

そんなあなたに朗報です!

なんと白髪は染めることが出来るのです(笑)

染めて白髪がなくなれば、あなたのストレスも少しは軽減されるでしょう!

グレーカラー2.0で染めれば、白髪が無くなるだけではなく、白髪がある髪だからこその透明感のあるおしゃれな仕上がりになります。

是非、ご予約、ご相談くださいね。

Before

after

 

いつか、ヘアカラーができなくなる??ジアミンアレルギーって何?

白髪染めやヘアカラーで頭皮がかぶれたりひりついたりする……それはジアミンアレルギーかもしれません。今回は、ジアミンアレルギーとは何か、グレーカラー2.0でできることを解説します

ヘアカラー(酸化染毛剤)で頭皮がひりつく原因とは

ヘアカラーを使用すると「頭皮にしみる」「ひりつく」「かゆい」といった症状が起こることがあります。アレルギー性のかぶれであることもあり、皮膚科医の研究では、ヘアカラー (酸化染毛剤)に含まれる染料のジアミン(パラフェニレンジアミン等)は、生活品の中でアレルギーを発症する頻度が高いとして日本皮膚免疫アレルギー学会が選定した代表的な成分の中でも、アレルギーを起こしやすいことが報告されています

ジアミンアレルギーってなに?

ジアミンはパラフェニレンジアミン(PPD)をはじめとするヘアカラー(白髪染め・ヘアダイ等の酸化染毛剤)に配合されている染料で、ヘアカラーリングを行うことでアレルギーを起こすことがあり、かゆみ、痛み、発疹、腫れなどの皮膚症状を繰り返すことが報告されています。

「カラーのバリエーションが豊富」「色持ちが良い」といったメリットがある酸化染料ですので、アレルギーを起こさないよう、使用前に毎回必ずパッチテストを行う、使用説明書を良く読んで使う、頭皮に直接付かないように塗る等、ヘアカラー (酸化染毛剤)を安全に楽しんで続けていけるよう皮膚科医は治療とともに提案されています。 万が一何らかの肌トラブルを感じた場合は、アレルギーを起こした可能性もあるので、皮膚科医に相談されることが、ご自身にあったヘアカラーリング製品を見つける近道なのでおすすめします。

参考:Visual Dermatology Vol.17 No.5「ヘアカラーリングを安全に行う基礎知識 医療現場と患者、理・美容師のために

なぜアレルギーになってしまうのか

アレルギーの発症リスクは人によって異なります。稀に一度のヘアカラーリングでアレルギーを発症するケースもありますが、白髪染めを始めてから数年後にかぶれの症状が起こることが多く、頭皮に何度も接触することでアレルギーが発症すると考えられます。

今まで何の問題もなくヘアカラーリングできていたのにもかかわらず、突然アレルギー反応が起こる可能性は否定できません。頭皮や顔の皮膚のバリア機能が低下している時は、通常よりも肌に直接つかないよう気をつけてヘアカラーリングを行うことをおすすめします。

こんな方はジアミンアレルギーかも

ヘアカラー (酸化染毛剤)が頭皮へ触れると刺激や痛みが現れることがあり、ヘアカラーリングの施術中のみ痛みやかゆみを感じる時は刺激性のかぶれ(接触皮膚炎)になることもありますが、すぐに薬剤を洗い流すと症状はおさまることが多いです。

方、ヘアカラーリングを行なった直後だけではなく、痛みやかゆみがなかなか治まらなかったり、数時間後〜半日後に痛みやかゆみが現れはじめ、徐々に症状が強く出る場合には、アレルギー性のかぶれ(接触皮膚炎)の可能性が高いといえます。原因がジアミン(パラフェニレンジアミン等)であることも考えられ、皮膚科医に相談されることをおすすめします

ジアミンアレルギーは予防できるの?

ジアミンアレルギーを発症していなくても、ヘアカラーの使用を続けている限り発症リスクはあります。今後もヘアカラーを楽しむためには今からでもジアミンアレルギーの予防対策をはじめていきましょう。

ヘアカラーリングの回数を減らす

ヘアカラーリングの頻度(施術回数)が増えると、アレルギー反応が起きる可能性も高くなっていきます。人によってアレルギーの発症のしやすさは異なりますが、1か月に数回ヘアカラー(酸化染毛剤)を使われている方は頻度を見直してみましょう。

頭皮に薬剤をつけない

頭皮に近い根本から薬剤を塗ると頭皮への刺激が強くなり、アレルギー反応も起こしやすくなります。そのため、頭皮から5mm程度空けて塗布するなど、頭皮に薬剤が直接つかないようヘアカラーリングを行うことをおすすめします。

グレーカラー2.0で染める

ジアミンアレルギーの原因となるジアミンは白髪染めに多く含まれる黒色の染料に多く含まれます。グレーカラー2.0は白髪染めを使わない、新しい白髪染めの薬液選定なので、ジアミンアレルギーを起こすリスクを減らす事ができ、安心して永くヘアカラーを楽しむ事ができます。

グレーカラー2.0で髪が染まる仕組み (ヘアカラーで髪の毛が染まる仕組み )

グレーカラー2.0、ファッションカラー、そもそもヘアカラーで髪が染まるの仕組みって??

グレーカラー2.0も一般的なヘアカラーも、1剤と2剤という2種類で構成されています。1剤の成分は酸化染料とアルカリ剤、2剤の成分は酸化剤です。この1剤と2剤を混ぜることで酸化染料が発色するのです。

ヘアカラーの主な成分

1剤と2剤を混ぜたものを「混合液」と呼び、これを髪に塗ると、1剤の中のアルカリ剤が髪のキューティクルを開きます。すると、混合液が髪の内部に浸透していきます。

発色した染料の分子は結合して元より大きくなるという性質があるので、髪の内部に浸透した後は閉じ込められます。こうしてヘアカラーの色が髪に定着するというわけです。

詳しく見ていくと・・・

髪に起こっている事

1. 塗布前の状態

ヘアカラーの1剤と2剤を混合し乾いた髪に塗る。

2. 毛髪の膨潤と染料の浸透

1剤中のアルカリ剤がキューティクルを開き混合液が髪の内部へ浸透する

3. メラニンの脱色と染料の発色

アルカリ剤によって2剤の過酸化水素水が分解され酸素を発生。発生した酸素がメラニン色素を脱色し同時に発生した酸素によって染料を発色させる

4. 染料の定着

発色した酸化染料の分子はくっつき合って元より大きくなる。大きくなることによりキューティクルのすき間から出られなくなり髪の内部に閉じ込められて色が定着する。

 

以上の仕組みで髪は明るくなり、様々な色が着き、色とりどりのヘアカラーが楽しめます!

白髪染め、おしゃれ染めも仕組みは同じです!